『センコウガール』第1巻(後半)のネタバレ・感想!

『センコウガール』は永井三郎先生の作品です!

不登校から3ヶ月ぶりに登校した如月。

様変わりした彼女の行動と、七子の死が重なることで不信感を抱くクラスメイト達。

その中で如月をいじめていた隼子と英子は、如月の突然の再登校に苛立ちを隠せずにいた。

そんな彼女達が如月にとった行動とは!?

センコウガールはまんが王国にて先行配信となっています!

後に、いろんな電子書籍サイトで配信になると思いますが、今すぐ読みたいというかたらまんが王国をチェック!

『センコウガール』第1巻(後半)のあらすじ

誰もいない家で目を覚ました如月。

窓を開けると一匹のハエが入ってきた。

ハエを見た如月はなにかを思い出したかのように取り乱して、ハエを殺しにかかる。

叩いてほとんど動かなくなったハエに、ナイフを突きつけて冷静さを取り戻した如月は学校へと向かった。

学校に着くとボロボロに引き裂かれた上靴、悪口を書かれて牛乳をぶちまけられた机があった。

如月はまったく気にも止めず綺麗に掃除して席についた。

その姿に英子と隼子は驚愕して、さらに苛立ちを募らせる。

休み時間、英子はいつものように自撮りをしていた。

周りの友達はSNSに自撮りを晒す怖さがないのか聞いてきた。

「ぜ~~~~~んぜん♡ 可愛い私がかわいいアピールしてみんなにかわいいって言ってもらうの♡」

「何が怖いの?何が悪いの?」

異常な外見への執着を見せる英子をよそに、友人達はトレンドとなっている美人の話で盛り上がり出す。

「でもその人アラサーでしょー。」

英子は対抗するようにその女性を見下す。

「あーあーみじめー。そんなんなる前に、」

「ほんっと死にたい」

鏡を見ながらいつもの口癖を言う英子。

そんな彼女を入口からそっと除く如月だった。

『センコウガール』第1巻(後半)のネタバレ

その後また保健室にいった如月は夢をみていた。

小学生の頃、自分の家で化粧品の即販会を開いていたところに出くわした夢。

女性二人に化粧品をアピールする母親。

そこに学校から帰ってきた自分は女性から声をかけられる。

「あらーーかわいらしい!お母さんに似てないのね!旦那さん似かな?」

いままで饒舌にアピールしていた母親が言葉に詰まり、しどろもどろに返答する。

「それにしても民子ちゃんほんとかわいいわね~~~」

「全然お母さんに似てなくて」

そう言うと完全に固まる母。

もう一人の女性がまずいと思い、話していた女性をつれて強引にその場を去っていく。

その後、娘を呪い殺すような目で見つめる母。

(お母さん・・・・?)

 

「えっ!?」

「なにどうしたの?」

昇降口で声をあげる英子。

「私の靴がない!!」

慌てる英子に茶化す友人。

如月へのいじめがうまくいかず苛立っていた英子は気持ちをコントロールできずにいた。

そこへ英子の靴をもって見せつけるように無言で立つ如月が現れる。

「返してよ!!」

怒りの頂点に達した英子は全力で追いかけるが、如月は笑顔のまま逃げていく。

 

屋上まで追いかけていくと、柵の外側に靴を置く如月。

その行動に訳が分からず感情をぶちまける英子。

「・・・私がやったってわかってんでしょ!!ヨーグルトとか落書きとか・・」

「だから!?何これ?復讐のつもり!?バッカみたい!!」

「復讐?」

声を荒げる英子に全く怯える様子もなく、キョトンとする如月。

「何すっとぼけてんのよもう!!」

「靴 返し・・・」

柵を乗り越えて靴を取り戻そうとする英子。

しかし彼女の喉に如月がナイフを突きつけ、動きが止まる。

「私三浦さんのこと、殺してあげようと思って♡」

(な、なにこいつ・・・・・・)

怯えて冷や汗が止まらない英子に、ナイフの切れ味が悪いことを後悔する如月。

 

狂った如月に話は通じないと思った英子は、肘打ちをしてその場から逃げ去る。

しかしどこまでも追いかけてくる如月に、英子はなぜこんなことするのか叫ぶように聞いた。

「だって・・・・・三浦さん『死にたい』って言ってたじゃない」

肘打ちをくらって胃液を吐きながら、興奮した目で話す如月。

「だからってなんであんたが・・・・・」

「・・・冗談だったの?本気じゃ・・・・なかったんだ・・・・」

その言葉が何よりも英子の心をえぐり苛立たせる。

「あんたに何がわかんの───っ!!」

「あんたみたいに最初から持ってる奴にわかりっこない!!私は本気で、私の本気あんたなんか・・・」

そこでなぜか輝く笑顔を見せる如月は、笑って死にたいと言う英子が本当は悲しそうな表情に気づいていたと嬉しそうに語る。

そしてそのままナイフを振りかざしてくる。

 

叫びながら柵の外へ逃げる英子はそこで何かに気が付く。

「七子を殺したのもやっぱりあんたね・・・・」

笑っていた如月が表情を一変無表情になる。

「七子はね、私が天使に見えるって言ったの・・・」

「は・・・はぁ?」

「ねえあなたは?私がどう見える?」

近づく如月に恐怖で目を閉じる英子。

 

「ねぇ。なぜ死にたいの?」

小学生の頃、久々に帰ってきた父との食事を思い出す英子。

「英子。ブタみたいな汚ねぇ顔でヘラヘラ笑うなや。メシがまずくなるだろーが」

突然の罵倒に傷つき困惑する英子。

「今はいいけど年とってみろ~~~~~。ブスの上、ババアだぞ~~~~、ほんっとに生きてる価値なんかねぇぞ~~~~~!?」

「チャッチャとお前も整形しなさい!ママみたいにな!」

助け舟を出さず傍観を決め込んでいる母。

それを見てさらに傷ついた英子は、その日から自信を失った。

 

学校でも笑わなくなった英子は、陰気なせいでどんどんいじめられるようになった。

そのとき、助けを求めるように化粧に手を出す英子。

小学生にしては早いそのチャレンジのおかげで彼女は自信をとりもどした。

そして更に綺麗になって”価値が有る”ようになりたいと思った英子は、整形にも手を出すようになった。

それから自分の価値を鏡に写る姿で確認し始めた彼女は、いつしか母のように手鏡を見ているようになる。

何度も整形を繰り返し、ゴールのない泥沼にはまる英子。

そのことに気がつくと、いつか自分も母のように鏡を見続けるようになるのかもと恐怖に駆られるようになった。

「─────あんたなんかに絶対わからない。私の死んじゃいたくなる気持ちなんか・・・・」

涙を流して訴える。

「私にはあんたが悪魔にしか見えない」

その言葉を聞いた如月はコロッと表情を変えた。

「なんだ!じゃあもうどーでもいい!!」

「!?」

立ち去ろうとする如月に一体何がしたいのか聞くと、本当に死にたがってる人が死ぬときの顔を見たいというのだった。

『センコウガール』第1巻(後半)の感想

相変わらずの狂気っぷりを見せる如月!

今回の話で殺意の理由がわかったようでわからなくなりました。

彼女はまだなにか秘密がありそうですね。

そして英子にあんな暗い過去があったなんて・・・

思春期であれば誰でも陥りそうなことですけど、家庭環境によって価値観を歪められたのはかわいそうでした。

隼子が如月をいじめる理由もまだわからないので、次の展開も期待したいです!

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