『センコウガール』第3巻(前半)のネタバレ・感想!

『センコウガール』は永井三郎先生の作品です!

隼子と英子を殺そうとした如月。

結局失敗に終わった彼女だったが、被害者達は心の闇と直面することになり、これからの生き方を見つめ直すかたちとなった。

そして如月の家の庭に埋められたモノとは一体・・・

センコウガールはまんが王国にて先行配信となっています!

後に、いろんな電子書籍サイトで配信になると思いますが、今すぐ読みたいというかたらまんが王国をチェック!

『センコウガール』第3巻(前半)のあらすじ

家の庭を掘り返しなにかを移動させる如月。

別の場所まで持っていくとまた埋め直し、防虫スプレーをかけていつもどおり学校へ向かった。

朝の教室は隼子の話題で持ちきりだった。

英子と隼子。

二人とも如月に名指しされ、彼女と接触したあとに顔を見せなくなった。

皆原因は彼女にあると思いざわついていたのだった。

 

そんなことを知る由もなく、昼になると保健室で目を覚ました如月は中庭へと向かった。

「おとなりいいっ!?」

この間のパンを大食いする女子生徒、曜子へ突然声をかける。

気にする様子も見せず隣の席を譲る。

曜子は隼子と英子を名指しした直後、学校に来なくなったことをストレートに聞いた。

「あんたのせい?」

「そっ!!私ね、殺そうとしたの」

もらったパンを頬張りながら笑顔で答える。

全く興味を示さず殺した動機も一切聞いてこない曜子。

「私を殺したい?」

真顔になる如月。

「───・・・・殺していいの?」

「いいよ。」

他人事のように曜子はそう言うと、殺されるために二人で海岸へと向かった。

そんな2人を七子の元親友がジッと見つめていた。

『センコウガール』第3巻(前半)のネタバレ

人気のない海辺へ着くと、如月は死にたいのか曜子へと尋ねる。

しかし返ってくるのは、”さぁ”という気のない返事のみ。

それに腹を立てる如月。

今までの2人のようにどうせ死ぬつもりなんてないんだろうと思い、ナイフを曜子の首元へ突きつける。

それを虚ろな目でボーっと見つめる曜子。

曜子は自分が死にたいのか生きたいのかも分からない。

自分への関心が全くなく、それを考え追求しようとすると頭が痛くなるのでパンを食べて誤魔化していたと説明した。

 

「・・・・あんたってほんっとうに空っぽなんだね・・・」

「・・・・・手握ってみていい・・・?」

真顔のまま呟く如月。

「いいよ」

手を握った瞬間恍惚な表情になる如月。

それは曜子も同じでなにか気持ちいいと感じていた。

「・・・・今ね、自分が欲しかったものがはっきりわかった気がする」

「・・・・・え?」

「『田辺曜子』 私、あんたが欲しいよ」

「・・・・・・・・」

見つけたとか欲しかったとか、突然言われて意味が分からなかった曜子は手を振りほどいて立ち去ろうとする。

「イミ?意味なんて簡単だよ。私はいっぱいで溢れそうで、あんたはからっぽ」

「だからぴったり!!」

「・・・・・・・・・」

露骨に嫌そうな顔を見せると他を当たれと足を緩めない曜子。

しかし如月は、求めていたモノをやっと見つけたようで嬉しそうにくっついてくる。

 

帰りの駅のホームでもくっついて離れない如月。

そこにいつものしつこい男が現れ、曜子にも馴れ馴れしく声をかけた。

そんな騒がしい2人と出会った曜子は、珍しく疲れる1日を終えるのだった。

 

家の前まで帰ってきた如月は、ワイシャツ姿の男性に声をかけられる。

「ちょっとね、話聞きたくて。いいかな」

警察手帳を見せる男。

如月の顔にさっと影が落ちる。

男たちは七子の件で如月が犯人だという人が現れ、とりあえず聞き込みに来たのだという。

愛想のない男の取調べに、如月は強い口調で反論する。

そこまで疑っていたわけでもなかった男たちは、それで立ち去ろうとする。

「あ、君。おうちの人は?」

その言葉に明らかにビクつく如月。

刑事の顔も見ずにしばらく帰らないと伝えると、家の中に入っていった。

 

「臭うな」

聞き込みが終わった刑事が、車の中でもう一人の男性に話す。

話しかけられた男は何も気づいていない様子で、比喩的なことかと首を傾げる。

しかし男は冷や汗を垂らして、その臭いの記憶を辿る。

事件で嗅ぎなれた臭い・・・・

そうだあれは、

『死臭』

 

中学生の頃の如月。

2週間ぶりに帰ってきた母を見て嬉しくて心が躍った。

母の隣には新しい男がいて、旅行先のノロケ話を二人でいちゃつきながら聞かせてくれた。

母は嬉しそうに、男からプレゼントされたイヤリングを見せびらかす。

「あ、民子ちゃんにも買ってきたんだよ」

「えっ」

その言葉で表情を一変させる母。

それに気付かなかった男は、今度の旅行は如月も一緒に行こうと誘う。

「キィイイイイイイイ」

「なんなのよ民子民子って!!」

娘を呪うような目つきで睨み、発狂しだす母。

娘へ向ける目は、恋敵の女へ向ける目になっていた。

「チャラチャラ髪なんか伸ばしてメスガキ!!切ってやる!!」

「やめて!!!」

部屋へ逃げ込んだ如月は、

「民子は長い髪がよく似合うの」

そう言って褒めてくれていたときの母を思い出し、うずくまるのだった。

『センコウガール』第3巻(前半)の感想

如月がなぜそこまで生と死に執着するのか。

そしてなぜからっぽな曜子を求めているのか、気になることだらかですね。

でも彼女の母が最低だということはわかりました。

もう娘としてではなくて、他人の女として見てますよね・・・・

警察も絡んできて如月はこれからどうなっていくのか続きが気になります!

最新情報をチェックしよう!