『センコウガール』第4巻(前半)のネタバレ・感想!

『センコウガール』は永井三郎先生の作品です!

登校してきた途端、如月に連れられて海岸までやってきた曜子。

そして2人を追いかける梨香。

そこで如月から七子の本当の経緯を聞かされる。

七子の死と関わりのあった曜子はそのことをずっと考えずにきた。

本当のことを知った曜子と梨香がおこした行動とは・・・・

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『センコウガール』第4巻(前半)のあらすじ

「黒い箱の中で七子は助けを求めていた。自分自身を受け入れてくれる何かを」

「それは”七子自身”を知っている私じゃなくて、”七子自身”が好きだった・・・」

曜子に指を指して言葉を止めた如月。

あの日、夏休みの最後の日曜子は七子から呼び出されて公園へ向かった。

七子は緊張した面持ちで曜子の正面に立つ。

途切れ途切れの言葉でやっと気持ちを伝える。

「・・・・・・・好き・・・・・・・・・です。」

顔を伏せる七子に、真顔のまま見つめる曜子。

 

「イミわかんない」

同性に告白されたことに疑問しか感じなかった彼女はストレートにどういうことか尋ねる。

すると曜子は泣きそうな顔になり、心は男であることを説明する。

「ごめん、全然わかんない」

─────そのあと、七子は・・・・

「私のせい・・・・?」

そのことを考えようとすると頭が痛くなる。

そして最後に見せた七子の悲しそうな表情が浮かぶ。

だから必死に考えないようにしていた曜子。

「それなのに・・・・・あんたがこじ開ける・・・・あんたが・・・・」

頭を押さえて座り込む曜子。

 

そんな姿に困ったような笑みをみせる如月は、自分のことをもっと知ってもらおうと話を始める。

七子の死のあとに自分も”黒い箱”に閉じ込められた話。

その中で、欲望という灯を見つけた如月は欲しいもののためならなんだってできるという。

そしてそのほしいものが曜子。

如月は自分を受け入れてくれるものを欲していた為、からっぽな彼女にいきついた。

普通の人であれば実の親でさえも、自分のことでいっぱいいっぱい。

だから自分が入る余地なんか少しもなかった。

「痛っ!!」

うれしそうに話していた如月の頭に石が投げつけられた。

「バカヤロ〜〜〜〜〜!お前ら二人の話なんかどうでもいいよ!!さっきから聞いてたら七子について適当なことばっか言って〜〜〜〜」

「作り話するな!!」

七子の件で如月に逆恨みしていた梨香が、学校からついてきたようだった。

『センコウガール』第4巻(前半)のネタバレ

棒を掴んで涙目で叫びながら殴打する。

「なんでよ!なんであんたらが・・・」

「ぽっと出のあんたらふたりが!!私の知らない七子を知ってて最期に関わってるなんてありえない!!」

一方的に殴っていた梨香を如月から引き剥がす曜子。

「・・・・信じたくないならそれでもいいけど・・・・全部本当だよ」

真剣な顔で如月は、七子が語っていた梨香の話を続ける。

幼馴染の梨香はとても大切な存在で、秘密を知られて嫌われるのを恐れていた。

そしてジェンダーで悩んでいた彼女にとって、女として心から笑うことができる梨香に憧れていた。

それを聞いて涙が溢れ出す梨香。

「・・・・・・・なにそれ・・・・皮肉・・・・?」

「さあ?私にはそんな風に聞こえなかったけどね」

「うそ・・・・・うそだ・・・・」

「七子の母親は”七子自身”を否定した。———あんたも否定するの?」

曜子と如月は、呆然として動かない彼女をそっとしたまま帰ることにした。

 

その帰り道、如月は七子の自殺が曜子のせいではないと慰める。

そのことで少し気が楽になった曜子は、如月への興味が湧いてくる。

「あんたの黒い箱ってなに?なんで黒い箱の中にいるの?もう一つのほしいものはなに?お母さんはどうしたの?」

如月はうれしそうな顔で質問で返す。

「なんで自分は”からっぽ”になっちゃったんだと思う?”考える”ことができなくなったのはどうして?」

頭が痛くなり考えることを拒絶していた曜子。

ただの”からっぽな受け皿”に興味が湧いた如月。

なにかの糸がきれたように、ふたりはどちらからともなく笑いあった。

そして翌日に会う約束をして二人は駅のホームへと向かった。

「あ〜〜〜〜〜〜!!手ぇ繋いでるぅ〜〜〜〜〜」

駅のホームについた途端、いつもの男子生徒が絡んできた。

露骨に嫌な態度を示す如月。

しかし男はストーカー呼ばわりされたことに目を輝かせて反論しだした。

「女性を苦しめたり泣かせたりありえないね!俺はね。世界中の女性が幸福でありますようにと常に願うほどの男だよ!!」

「筋金入りの女好きだから!!」

「「・・・・・・」」

 

完全に呆れる二人をよそに、自分の良さをアピールし続ける明るい男。

「けど、あんたみたいな男が幼馴染とかだったらちょっとは違ったのかな・・・・」

「でも、もう遅い。私にはもうあまり、時間がないから」

家の前まで帰ってきた如月は、目を見開く。

「 ま た け い さ つ の ひ と 。な に か ご よ う で す か ? 」

庭を覗くように生垣の前に刑事がいた。

ベテランだった彼も如月が見せた狂気に満ちた目にぞっとする。

なんとか声を絞り出して、庭に何か埋めてないか聞いてみる。

しかし如月は生ゴミと言い張る。

 

そこで刑事は一度掘り返して見せて欲しいと頼んだ。

するとなにかを諦め、笑顔になった如月は庭へと案内した。

ひどい臭いを我慢して庭を掘り返す刑事。

次第にその顔が驚愕に満ちていく。

「・・・・・・これ・・は・・・・」

次の瞬間、後ろからスコップで襲いかかってくる如月。

頭に直撃し、意識を失う刑事。

『センコウガール』第4巻(前半)の感想

如月は相変わらず鋭いところがありますね。

本当の七子を直視できない梨香に、詰め寄るところは七子の為を思っての行動だったんでしょうか。

そして曜子も如月と悩みを共有したことによって、気持ちが楽になってよかったですね。

そのまま終わればよかったのですが・・・

刑事さんを殴った如月はもう後戻りもできなくなってしまいました。

この先どうなっていくのでしょうか!?

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