サクラ色の傷痕【15話 罪×ツミ】のネタバレ・感想!愛娘の生命を奪った母の懺悔

漫画「サクラ色の傷痕」はかわちゆかり先生の作品です。

種違いの姉妹・果乃と莉乃は、育児放棄され養護施設に保護された過去を持つ。
改心した母と新しい生活をスタートした矢先、母の再婚相手に小児愛が発覚して母は自らの命を絶つ。
姉妹を襲う不幸はこれだけでなく、ある日2人はバス事故で生き別れになってしまう。

果乃は蓮という青年と同棲を始め、年齢をごまかして水商売するうちに芸能事務所の社長・財前にスカウトされレッスンに通うようになるも、財前にウソをついたことで怒りを買い、閉じ込められてしまう。

莉乃はショックで記憶をなくし、見知らぬ女性・水沢のもとで『さやか』として育てられていた。
しかしバス事故以前の記憶を取り戻したことで、水沢のトラウマが噴出。
水沢は莉乃を閉じ込め、今は亡き愛娘・さやかの運命を語り出した――

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サクラ色の傷痕【15話】のあらすじ・ネタバレ・感想

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サクラ色の傷痕【15話】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

サクラ色の傷痕【15話】のあらすじ

母はその手で最愛の娘を縊った。
心中は叶わなかった。
ここにきて、自分の命を絶つのが恐ろしくなったのだ。

森を出た母はその後、住んでいた街を出て1人でひっそりと暮らした。
娘の件は役所に届けず隠し通した。
なきがらは岩をくくりつけて湖に投げ捨てたため、誰にも見つかることはない。

 

やがて罪悪感に耐えきれなくなり、自首しようとあのバスに乗って。
奇しくも娘と同じ年頃の少女――莉乃と乗り合わせ、そのバスが事故が起こして。

救助隊「身元不明の子供がいます」
水沢(あの子が私の娘だったら…さやかだったら…)

水沢は願望を抑えきれず、自分が母親だと名乗り出てしまう。
そして莉乃が事故のショックで記憶喪失になったのをいいことに「さやか」として育てようとした。

 

――でも気づいてしまったのだ、この子はさやかではない。

あの日、自分は娘の人生を閉ざした。
そればかりか無関係な少女の人生まで奪い取った――

 

自分の罪の重さに泣き崩れる水沢。
莉乃はどうすることもできず、水沢の嗚咽を聞きながら呆然としていた。

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サクラ色の傷痕【15話】のネタバレ

蓮「彼女は最後にレッスンに行ってくるとメモを残して…おそらくこの事務所へ」

蓮が差し出した名刺は、紛れもない財前のものだ。

財前「いやー驚いたよ、ここの事務所うちと取引あるところだ。今度調べてみても…」

財前は内心ドキリとしたが、取り繕った。
タナカと名乗り蓮に電話番号を教えて、帰りの交通費と称して1万円札を握らせた。

 

――

 

帰り道、蓮は「いい人に会えた」とタナカに感謝していた。
今度こそ果乃を安心させたい。そう思ってコンビニで求人広告を手に取ったが…そこに載っていた起業家インタビューを見て愕然とする。

『若くしてモデル事務所取締役に
代表取締役 財前一気さん』

その顔写真は確かに『タナカ』のものだった。

 

――

 

プロダクションに戻ったタナカ…もとい財前は果乃に詰め寄った。

財前「あれだけ言ったのに、おまえは私を騙した!男にウツツを抜かしながらこの世界を目指せるとでも思っていたのか!!」

尋常でない剣幕に硬直しながらも、果乃は見てしまった。
財前の袖から覗く無数のリストカットを…
そこへ財前のスマホに着信が入る。

 

蓮『あなた財前さんですよね?果乃の居場所知ってるんですよね』

 

発信者は財前のウソに気づいた蓮だった。
財前はスマートフォンを投げ捨て、「あいつに会いたいか!?」と再び果乃を詰問した。
両手を突き出して拒絶の姿勢を取る果乃だが――それがまずかった。

 

『ダメよ一気!あっちへ行きなさい、邪魔よ』

 

果乃と母親の姿が重なり、幼少期の記憶が…財前のトラウマが沸騰した。
財前は絶叫し、竦みあがる果乃に拳を振り下ろし、髪を引っ張り、胸ぐらを掴み揺さぶり、怒鳴りつけた。

 

財前「よくも平気な顔で私を侮辱してくれたな!そうやって私から逃げ出すつもりなんだろう!!」

 

――財前は子供の頃、小鳥を捕まえたことがあった。
飼いたいと母にせがんだが、「すぐ逃げてしまうからダメ」と取り合ってもらえなかった。
だからコッソリとハサミで羽を傷つけ、逃げられないようにした。

 

一気「お母さん。この子、羽ケガしてて飛べないみたい…可哀想だから連れて帰ってもいい?」
母「…好きにしなさい」

幼い財前一気は分かってしまった。
欲しいものは傷つけて、逃げられなくしてしまえばいい。
飛べなくなれば、きみはぼくのもの。

 

――

 

プロダクションに忍び込んだ蓮は、果乃を捜してビルを駆け回った。
急ぐあまり廊下に飾ってある花瓶にぶつかり、割ってしまう。

ふと顔を上げると、薄く扉の開いた部屋があった。

 

――そこに果乃はいた。傷だらけの体をベッドに横たえ、さめざめと泣いていた。

財前「良かったじゃないか。やっと再会できて」

そこには財前の姿もあった。

 

財前「せっかく来てもらって申し訳ないが、この子はもう君の元には帰る気はないようだよ。なあ果乃、そうだろ?」

果乃は何も言わない。
肯定とも取れる沈黙にたじろぐ蓮。
財前は果乃のアパートの鍵を蓮に投げつけ、さらに続けた。

 

財前「君が彼女にしてやれることは何もないんだろ?それは君が一番分かっているはずだ」

心底可笑しそうに笑う財前。
相変わらず沈黙する果乃。
蓮は怒りを抑えきれず、花瓶の破片を握りしめ、財前の胸元を目がけ突進して――

 

切先が肉を捉えた。
赤い飛沫が散った。
財前でなく、果乃の。

果乃「…れ…ん」

財前を庇い、床に崩れ落ちる果乃。

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サクラ色の傷痕【15話】の感想

水沢さんマジデヤバイッス。
「この子はさやかじゃない」って…何言ってんの、当たり前じゃん!

夫のDVを苦に娘と心中しようとしたけど、やっぱ怖くなっちゃって自分だけ生き残って、
でも罪悪感に耐えきれなくなって自首しようとしたんだけどぉ…
そのとき乗ったバスが事故を起こして、あなたがショックで記憶喪失になったのを利用して娘の代わりにしようと思ったのよ…
…そんなこと言われても、10歳にも満たない莉乃ちゃんに理解できるんでしょうか。

財前様も「ウソはキライだぁ!」とか言っておいて、自分はウソついてますよね。

そんなヤンデレママ水沢さんやヒステリー社長の財前さんも大概なんですが、やっぱ自分は蓮くんが嫌いです。
すぐ人に危害を加える、劣等感が強く衝動的で、モラルのかけらもなく、貧乏で頭も悪く遠慮がなく…最低だしカッコ悪いです。

しかし、蓮の刃を受けた果乃は無事なのでしょうか?
そして財前を庇ったのはなぜなんでしょうか?
次回も楽しみです!

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