Bite Maker ~王様のΩ~【第2話】のネタバレ・感想!

「Bite Maker ~王様のΩ~」第2話を読みましたのでネタバレを紹介します。

作者は「4月の君、スピカ。」や「オレら降臨!」でおなじみの、杉山美和子先生の作品です。

Ωだと信長にバレたのえる。あの日のことを忘れている伊代に、すべてが元通りだと思っていた。

しかしヒロの試合の当日、彼に部室に呼び出されたのえる。

告白され両想いだと思っていたが、ヒロの様子がおかしくなった。

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Bite Maker ~王様のΩ~【第2話】のあらすじ

ピンポーン ピンポーン

「のえる。遅くなる時は連絡する約束だったでしょ。尻バットの刑決定!」

「尻…」

のえるの母親がバットを持って玄関を開けた。

そこにいたのはのえるをお姫様抱っこした信長。

「ヤバい。パパーのえるが鬼マブバチクソ王子引っぱってきた!」

「なっなんだってー」

信長をみて叫ぶ母親と奥からでてきた父親。

のえるをベットまで運んだ信長は、彼女の部屋を見渡す。

“父親も母親もまわりの人間も一般βか”

「ふごっふごご」

“ブ…ブタ鼻? い…色気のねー”

のえるを覗き込んだ信長は、彼女が笑っている顔を見て少し顔を赤らめた。

「フン。笑った顔は、まぁまぁ可愛いんじゃないかよ。…早く目を覚ませ、のえる」

“おまえを抱くのはどんな感じだろう。こんなに発情期が待ち遠しいのは、生まれてはじめてなんだ”

Bite Maker ~王様のΩ~【第2話】のネタバレ

何度も携帯のGPSを確認している信長。

そんな信長に幸村が絡む。

「ここ何日もスマホ見てはため息ついてるね。絶対王者 信長にそんな顔させる子がいたとは」

「そんな顔ってなんだ」

「無自覚? 恋する男の顔になってるよ」

「コイ?発情期のことか?」

恋の意味がわからない信長は、不思議そうな顔をする。

幸村が“違う”といっても、イライラした表情をする信長。

「ていうかさ連絡待ってないで、会いに行けばいーのに」

幸村は置いてあったマカロンに手を出した。

「この菓子はおまえに食わせるために用意したんじゃない。この突然変異が!」

信長は幸村が持っていたマカロンをとりあげた。

「ああ、ごめんごめん!」

一瞬暗い顔をした幸村だったが、笑顔で謝った。

「王様のお菓子をもらえる子か。ちょっと興味沸いたかも」

幸村の声は信長には届いていない。

 

「あーよく寝た」

「のえる!!大丈夫⁉あんた5日も寝てたのよ」

「5日⁉」

やっと目を覚ましたのえるは母親の言葉に驚く。

「のえる姫抱っこで運ばれてきて。でで彼は誰?つきあって何か月?」

「私運ばれて帰ってきたの?」

のえるの質問に信長のことを説明する母親。

“くやしい。あのキスに流されないようにするだけで精一杯だった。それに私がΩだって知られた!どうしよう言いふらされたり、何かされたら…”

「大丈夫大丈ー夫」

母親は布団をぎゅっと掴んでいるのえるを抱きしめた。

「のえるは普通の女の子よ。何があってもパパとママが、のえるを絶対守るから」

のえるは母親の言葉に安心し目を閉じる。

「あっそーそ。のえるが寝てる間に、彼ピからプレゼント届いてさー」

「違うって、あれは彼なんかじゃ…」

のえるの言っていることは聞かずに、思い出したように母親は届いた箱を開け始めた。

中には信長が通っている学校の制服が入っていた。

“冗談じゃないわ。一体どういうつもり、αのいる危険な学校の制服なんてー”

「ごめんママ、それすぐに送り返してきて」

「そうおー?もらうだけもらっとけばー?」

のえるが返却を頼むも、母親は能天気な返事をする。

 

「ヒロ!」

母親がドアを開けると、そこにはヒロがたっていた。

「心配して毎日お見舞いに来てくれてたんだよ。しっかりお礼言っときなー」

のえるをばしばしとたたいて母親は言った。

「ごめんヒロ。着替えてくる。待ってて…」

眼鏡とリボンがないことに気づいたのえるは、ヒロに断って着替えてこようとした。

しかしヒロはのえるを抱きしめた。

「よかった。すげぇ後悔した。なんであの日ついて行ってやらなかったんだって、なんでサッカーなんか優先したんだって、ごめん、ごめんなのえる」

「違う!ヒロは何も悪くない!」

ヒロは後悔していたがのえるは彼の顔を見て否定した。

 

「のえる…なぁイヤーカフなんてつけてたっけ?のえるっぽくないよな。これって家紋ー?」

のえるの耳を触ってヒロが聞く。

身に覚えのないのえるは、鏡を見て外そうとしたが外れない。

“この家紋どこかで見た…信長。あの男の、それがどうしてー”

イヤーカフのことを考えるのえる。

「じゃオレ行くわ。のえるも伊代も倒れたって聞いた時は、マジで驚いたけど、顔見て安心した」

「伊代は無事なの?」

のえるは帰ろうとしたヒロの腕を掴み伊代の無事を確認する。

「伊代は検査とかで入院してるけど、どっこも異常なし」

“よかった…”

ヒロの言葉に安心したのえる。

「私もお見舞い」

「のえるはまず休む!伊代よりのえるのがずっと長く寝込んでたんだからな。ちゃんと整えてオレの試合来ること、約束!」

のえるの言葉をさえぎってヒロは、彼女を布団に寝かせた。

そんなヒロにきゅんとするのえるは、彼との約束に頷く。

 

ヒロが部屋を出て、イヤーカフをグッと引っ張る。

「…やっぱり外れない」

 

「ーえっ。本当に覚えてないの⁉」

「倒れる数日前から、病院のベットで気がつくまでの記憶がスッポリ。なんで病院にいたのかも、わっかんないんだよねー」

「ねぇ伊…」

「まいっか。ヒロどこだろー。あ、ごめん。今言いかけたよね。何?のえる」

呑気なことを言う伊代に、のえるは何か言いかけた。

しかし振り返った伊代の笑顔がいつもの彼女に安心したのえる。

「伊代のお弁当がいつもどおりおいしくて、なんだかいいお天気ですっごく幸せだなぁって」

のえるは伊代に笑顔で答えた。

“もう二度とあの男に会うことはない。これでいい。全部元通り”

 

「のえる!悪い!急いで部室来てくれるか」

「ヒロ!えっ、試合じゃ」

ヒロにいきなり後ろの草むらから声をかけられたのえるは驚く。

「いーから今すぐ!大事な用!ひとりで来いよ!絶対だぞ」

それだけ言ってヒロはその場から離れた。

“こんな大事な時に…もしかして忘れ物して私に届けてほしいってこと⁉”

そう思って急いでのえるは部室のドアを開けた。

「わっびっくりした」

「いいから早く言って」

「ちょっと待って、こういうのは雰囲気が大事…」

なかなか言い出さないヒロに慌てるのえる。

「分かったから早く!私どうすればいいの」

「今日の試合シュート決めたら、オレとつきあって」

「わかった!  え…」

勢いで返事をしたのえる。

ヒロの言葉に気づいて背を向けた。

「そ…そういう話だとは思わなくて…」

“うそ…ずっとずっと好きだった。見てるだけで、そばにいるだけで幸せで”

のえるは赤らめた顔を手で押さえ涙を流した。

 

「オレ、シュート絶対いっぱい決めるから」

ヒロはそんなのえるを後ろから抱きしめた。

のえるは振り返り、2人はキスをした。

“ヒロが好き。嬉しくて心臓が止まりそう。まるでまるでキセキが起きたみたい”

ヒロはそのままのえるの眼鏡をはずし、舌を入れた。

“⁉えっえっヒロ~”

舌を入れたまま、手は服の中に…。

「えっ…な、ヒロ待っ…」

いきなりの展開に追いつけないのえるは頼むも、椅子に押し倒された。

―ビリッ

のえるの服を思いきり破くヒロ。

「この前からずっと頭から離れなくて、あーこの匂い。のえる…めちゃくちゃいー匂い…」

ヒロの目を狂気に満ちていた。

“私のフェロモンに当てられてる…?”

のえるはヒロを見て気が付いた。

「ヒロ!やめて…お願いヒロ!正気に戻ってヒロ!」

必死に抵抗して呼びかけるも、ヒロにのえるの声は届いていない。

足を抑えられ、口も抑えられたのえるの目には涙が溜まっている。

“どうして。イヤだよヒロ。こんなこんなのー”

 

―ガッ

「オレの女に何してんだクソが」

ドアをけり破って、信長が入ってきた。

「は?おまえの女?のえるはオレの」

ヒロが信長にたてつこうとしたが、それを信長は許さなかった。

「黙れ。外へ行ってタマでも蹴ってろ。いいか、今日は特別に生かしておいてやる。次のえるに指一本でも触れてみろ。殺すぞ」

ヒロの胸ぐらを掴んで、信長は命令した。

それを聞いたヒロはのえるの呼びかけにも答えず、ふらふらと歩いていく。

「ちょっと!伊代にしたみたいにヒロを操ってるの⁉ヒロは大事な試合があるの戻して!早く」

のえるは服を直すことも忘れて信長に頼んだ。

「自分を犯そうとした相手を何故心配するバカか!」

「違う。りょ…両想いだったもの!違うわ!犯されてるとかじゃ…」

“ずっとヒロが好きだった”

涙を流しながらのえるは否定した。

しかしその手は震えていた。

「あんなものは恋じゃない。おまえのΩのフェロモンに当てられた。ただのオスの本能だ」

自分の上着をのえるに羽織り信長は話す。

「豆埼のえる。おまえはΩだ。男を惑わせくるわせる宿命だ。絶対にそこからは逃れられない。けど誰にも触れさせない。髪の毛ひとすじ分だって、傷つけやしない。群がる男から、オレがお前を守る」

“私はΩ。この宿命からは逃れられない。残酷で優しい言葉を、綺麗な悪魔が囁く”

のえるは一筋の涙を流した。

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Bite Maker ~王様のΩ~【第2話】の感想

信長様いいところで助けに来ましたね!

さすがです。

信長様の能力があってこそ、ヒロは部屋を出ていったんでしょうね。

自分の大事な人だからだと思いますが、あの状況の後に心配をするなんて、のえるさんは優しすぎます。

α同様にΩにもβに対するフェロモンって出るんですね。

今までは薬で抑えていたのに、寝ている間飲まなかったからなんでしょうか…。

せっかくヒロと両想いかと思ったのに残念です。

伊代さんはあの日から数日前の記憶がないのは、病院で解除したからなのか、

信長様のことも覚えていないんでしょう。

でもあの可愛らしい笑顔が戻ってよかったです!

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