毒親サバイバル【第4話】ネタバレ・感想!須藤正樹の場合…祖母の横暴さに

3話に引き続き、おじいちゃんおばあちゃんに対する幻想に、ヒビがはいります。

 

今回のサバイバーは、『酔うと化け物になる父がつらい…』にも登場する、菊池真理子さんと仲の良い編集者です。

父を亡くしたばかりの菊池さんに、「お父さんのことどう?」と問いかけてくれた須藤正樹さんは、菊池さんのズレを教えてくれたひとりでもあります。

「まだ落ち込んでるんじゃない?」
「もう全然平気」
「嘘ばっか、立ち直るには早いでしょ」

優しく断定することで、菊池さんの心を救いあげてくれた須藤さんですが、須藤さん自身、誰も聞いたことがないような環境で育ってきた毒親の犠牲者でした。

 

『毒親サバイバル』第4話は、祖母の横暴さをたったひとりで受け止め続けた、「CASE4須藤正樹(編集者)の場合」です。

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毒親サバイバル【第4話】須藤正樹の場合 あらすじ

須藤さんが子供の頃、父から祖母は結婚詐欺師だったと聞かされるところから、物語は始まります。

 

ハタノさんが「須藤さんも自分の家は普通だと思っていたんですか?」と問いかけると、祖母は近所でも有名な変人だったからそうは思っていなかったと軽く応えます。

 

須藤さんの祖母は若い頃すごい美人で、須藤さんが物心ついた頃は、ある宗派の支部長になっていたと言います。

家にはひっきりなしに相談者が訪れて、祖母に土下座していく毎日。

他人は駒のように使うものだと思っている祖母は、父の残業に怒り、父の会社に乗り込んで「家の子に残業させんな!」と金をばらまいたりします。

当然、勤めていられなくなった父は自分で会社を興して、これがなんと大成功。須藤家は大金持ちになったのでした。

 

だけど、横暴な祖母が嫌で、父はほとんど帰らなくなり、母は1日寝込み部屋から出てきません。

須藤さんだけが、逃げ場のない家の中で、祖母の相手をさせられていたのでした。

毒親サバイバル【第4話】須藤正樹の場合 ネタバレ

須藤さんは毎日、祖母と一緒にお風呂に入り、身体中くまなく洗ってあげていました。

そして、局部まで洗わされていた須藤さんを助けてくれたのは、両親ではなく親戚でした。

 

ハタノさんと菊池さんは、ビックリして「性的虐待だよ!」と叫んでいます。

 

でも、さまざまな異常さの中で、須藤さんが一番怖かったのは、家の鍵の音でした。

あの音がしたら、もう家からは出られない。殴る祖母から、逃げられない。

 

逃げ場のない須藤さんは、家でのうっぷんを晴らすように、学校では手のつけられない悪ガキになってしまっていました。

それでも、父も母も、須藤さんを振り向きもしません。

学校に呼び出されても、母は「わかりませんわかりません」と繰り返すだけで、須藤さんの状況を知ろうともしてくれません。

 

ハタノさんは、何も言えなくなってしまいます。

菊池さんが「この頃って楽しいことあった?」と問いかけます。

すると須藤さんが、夏休みに母方の実家の名古屋に行くのは楽しかったかなと応え、新幹線の見えるところにいって、「あと80日で名古屋だーっ!!」とはしゃいでいたと言います。

ここまで聞いて、ハタノさんが「わっ」と泣きだします。

「子どもにそんな思いさせちゃいけないっ…!」

その様子に菊池さんは驚き、須藤さんは「大丈夫だから」と明るく切り返し、「この後に、いい先生に会えてさ」と話し出します。

泣き続けるハタノさんを、菊池さんは神妙に見つめています。

 

須藤さんは小5になるころには、授業中に座っていることもできなくなっていました。

そんな須藤さんに担任の斎藤先生は、「じゃ一緒に遊ぼうか」と声をかけ、交換日記をしてくれます。

そして、「文がうまい」と褒めてもらって、須藤さんはようやく座って勉強できるようになるのでした。

 

「…いい先生でよかったです」

泣きながら言うハタノさんに、須藤さんは先生のおかげで、今の仕事についたんだと話します。

 

でも、社会人になってようやく家を出られた頃に、須藤さんは社会から浮きまくっている自分に気づいたのでした。

そして、社会人数年目に、祖母が亡くなります。

 

「今は、おばあさんのこと、どう思ってるの?」

菊池さんの問いかけに須藤さんは、祖母よりも、助けてくれなかった両親の方に怒りを感じると応えます。

だから須藤さんは、両親を並べて「謝れ!」と叫弾したんだと言います。

 

「…そこまでひどいことされてたなんて知らなかった。すまん…」
「見ないふりしてて、ごめんなさい」

謝られて初めて、須藤さんはほんとうに自分は傷ついていたんだと認識できたんだと続けます。

そして須藤さんは両親に「財産使い切る前に死ね!」と言い放つのでした。

 

ハタノさんが「お金ですか」というと、「だってそれしかないでしょ」とこたえます。

そして須藤さんは「それでも取り返しのつかないことされてるんだけどね」と、開き直ったように言うのでした。

 

菊池さんは思います。

須藤さんと菊池さんは、「幸せな家庭の人にはわかってもらえない」と話したことがありました。

でも、ハタノさんの涙は、心を寄せてくれる人がいるということに気づかせてくれました。

そして、こんな一瞬の感動がたまって、少しずつ大丈夫になっていく気がすると思います。

 

「ハタノさんの娘だったら幸せだったろうな~」と菊池さん。

「わかる」と須藤さん。

「そうですか?」ハタノさんがきょとんとしたように答えて、このお話は終わります。

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毒親サバイバル【第4話】須藤正樹の場合 感想・解説

毎週末ボランティアしている須藤さんは、炊き出しで、「遺産入ったら、どーんと寄付するからね~」と言っているそうです。

そんな須藤さんの、両親に言い放った言葉は、須藤さん自身、どうしようもない思いから出たんだと思います。

 

「財産使い切る前に死ね!」
この言葉は、どんなふうに人の心に響くでしょう。

 

酷い言葉だと思う人もいるでしょう。

でも、自分の両親にこんなことを言って、須藤さん自身は傷つかないのでしょうか。

私は、そうは思えませんでした。須藤さんも、傷ついているように思いました。

須藤さんは、謝ってもらったことで、自分の傷に気づきます。

そして、その傷の埋め合わせを、心底、欲したのです。

 

でも、もちろん、「お金」で埋め合わせることができるものではありません。

須藤さんは、お金が欲しいわけでもありません。

ただ、何か変わりのモノがなければ、両親を許せなかったのだと思います。

 

「自分がこんなふうになったのは、お前らが育児放棄したからだ!」

須藤さんはきっと、両親を許したかったのではないでしょうか。

そして、許さなければ、生きていけなかったのではないでしょうか。

だからこんなことを言ったのではないかと、私は思いました。

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