毒親サバイバル【第5話】ネタバレ・感想!成田全の場合…父はネチネチセンサー

父が亡くなった後、遺品を整理していた成田全は、部屋にあった小さなテレビをみて呆れます。

「これしか趣味ないんだから、もっといいの買えばいいのに」

そして、「どんだけケチなんだ」と思います。

 

外面が良く、親戚の間では楽しいおじさんと言われていた父は、子どもに文句しか言わない人でした。

家の近くで働いていたものだから、昼は帰ってきてテレビ、夜も6時には帰ってテレビ、休日は一日テレビ、テレビ漬けの毎日です。

もちろん、友達はひとりもいません。

 

『毒親サバイバル』第5話は、24時間ネチネチと小言を言い続ける父に育てられた、「CASE5成田全(ライター)の場合」です。

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毒親サバイバル【第5話】成田全の場合 あらすじ

幼い子供が、テレビを見ている父の背中に向かって、正座して頭を下げている場面から今回のお話は始まります。

お願いの内容は、遠足代です。成田さんの家では、教科書代もお願いしなければいけません。

 

「必要経費は何も言わなくても親が払ってくれるものですよね、普通…」

ハタノさんが戸惑い気味に言います。

「金も払いたくないんだろうけど、この儀式が好きなんですよ」

成田さんはあっけらかんとしています。

 

「遠足代をください」
「くださいじゃなくて、いただけませんか」
「…いただけませんか」

 

こういうことを小一時間、母もよくやらされていたと言う成田さんに、菊池さんは「お金に苦労してたんですか?」と問いかけます。

成田さんは、父が幼い頃は貧乏で、優秀だったけれど進学は諦めたらしいと答えます。

 

俺はこんなもんじゃないという思いが強い父は、家でずっとイライラして、ドアの開け閉めから部屋の電気、果ては成田さんが食事中に「そんなに食うのか」と言いだすほどでした。

この頃の父のことを、成田さんは人が動くと反応する、24時間のネチネチセンサーみたいだったと思い返しています。

毒親サバイバル【第5話】成田全の場合 ネタバレ

「お前みたいな悪い人間は見たことない!」
「ムダ飯くってないで少しは役に立つことをしろ!」
「誰のおかげで生きてると思ってるんだ」

 

とにかくずっと否定され続ける成田さんに、「お母さんは?」と菊池さんが問いかけると、社交的な人だったけれど、家に閉じ込められていたと答えます。

 

その後、中学になり体が大きくなった成田さんは、殴りかかってきた父を逆に投げ飛ばします。

それ以来、殴ってこなくなった父を卑怯だと思い続ける成田さんに、酒に酔った父が「今までお前にかかった金を、全額返せ!」と怒鳴ります。

高校生になっていた成田さんは家出し、泊めてもらった友達の家で、自分の家の異常さに初めて気がつくのでした。

 

そしてある日、母が言います。

「あんたたちも就職したし、もういいかな」

そうして両親が離婚し、成田さんは初めて、安心できる家を手に入れたのでした。

 

なのに、成田さんは社会人になってから、自分の中の不具合に気づくことになります。

人に褒められると、強烈な違和感をおぼえる自分がいたからです。

けなされるのが普通だった成田さんにとって、褒められることは異常事態だったのです。

そんな成田さんの心のつっかえは、ある日突然なくなります。

父と会わなくなって15年目、父の訃報が届いたからです。

 

「最後に言いたかったことはありました?」

菊池さんにそう聞かれ、成田さんは友人と話した時のことを教えてくれます。

成田さんは父に「幸せだったか」聞いてみたかったと友人に言います。

すると「幸せだって言われたらどう?」と友人は成田さんに問い返したのだそうです。

「腹立つ」
「だろ?」

友人はその後、逆に不幸だと言われた時に「ザマアミロ」なんて思ったら、その後そんなことを思った自分がイヤになるから、聞かなくて良かったんだよと言ってくれます。

そこで成田さんは、心の中では15年前に死んでる人だったと納得できたのでした。

 

今も生きづらさを抱えながら、それでも自分の人生を捨てないようにしたいと答える成田さんに、「そうですよね。いい人いっぱいいますもんね」とハタノさんが明るく言います。

そして、自分の両親はまったく会話がなく、母はずっと父の悪口ばかり言っていたと話します。

 

「…ハタノさん、ご両親、けっこう…」言葉を途切れさすのは菊池さん。

「ねぇ?」何かに気づくのは成田さん。

「えっ?」何かを抱えてそうなのに、ハタノさんの笑顔はどこまでも明るいのでした。

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毒親サバイバル【第5話】成田全の場合 感想・解説

成田さんは、褒められることの強烈な違和感の中で、「自分はたいした人間じゃない、何も全うできていない、なにもない」と繰り返し思います。

とても仕事ができる人で、まわりの人たちは本気で成田さんを褒めているのに、です。

そしてふとした瞬間に「死にたい」という希死念慮まで出てきます。

 

成田さんは、ホラー映画やスプラッタ映画を見るたびに、父がこんなふうに死んでくれないかと思います。

だから、親殺しの量刑なんかも、調べたりするのです。

もちろん、本気で殺すつもりはありません。

でも、調べてしまうことそのものに、成田さんの深い傷を感じて、胸が痛くなります。

 

両親を嫌いだなんてありえない。両親は絶対に嫌いになっちゃいけない。

 

この思い込みは、親を嫌いな子どもの中にもあります。

だからこそ、親を好きになれない子供の傷は、深いのです。

普通と思える感覚と、どうしても好きになれない本音とに、心が引き裂かれるからです。

 

自分の生の基である父の死を、本気でのぞむ子どもの不幸は、どこにあるんでしょう。

否定され続けた子どもの自己肯定感を修復するには、重石になっている父の消滅しかないのでしょうか。

それ以外の、なにか解決方法があればいいのにと願いながら、お話は次のサバイバーへと移ります。

 

ハタノさんの引っかかりが、ちょっとずつ明かされてきましたね。

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