愚者の皮~メグリ編~【第9話 山母】のネタバレ・感想!

『愚者の皮~メグリ編~』は、草野誼先生の作品です。

★前回までのあらすじ★
「饑(ひだる)」の蘇芳に引き続き、「舌鼓」の瑠璃がメグリの岩戸にやってきた。
瑠璃は特殊能力を使い、在りし日の沼地を再現する。

瑠璃は「溺れたメグリを自分が助けてやった。その時からメグリは瑠璃を意識しドーパミンを分泌するようになった」
と主張したが…現実はメグリが溺れた瑠璃を助けてやったのだ。
メグリが瑠璃に抱いているのは恋情ではなく、優越感と達成感であった。

プライドの高さゆえに記憶を書き換えていた瑠璃は、苦い現実を突きつけられて暴走する。
メグリは牛乳瓶ハンマーで瑠璃を撃退し、勝利を収めた。

今回はバトルはお休みで、兄たちのパワーバランスの変化についてのお話になります。
兄弟たちへの違和感を感じ始めたスウ兄ィと、まさかのあの人物が接触!!

▼31日間無料&600Pで今すぐ読める!▼

U-NEXTで「声なきものの唄」を無料で読む

愚者の皮~メグリ編~【第9話 山母】のあらすじ・ネタバレ・感想

ネット上の広告でも見かけるので気になった方はご覧になって見てください。

愚者の皮~メグリ編~【第9話 山母】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

愚者の皮~メグリ編~【第9話 山母】のあらすじ

音楽室にて

海松の伴奏。鶸の唄声。
学園の生徒たちと先生は、双子の甘美な演奏に聞き入っていた。

 

鶸(聴こえてる?海松)
海松(うん。聴こえてるよ、鶸)

 

2人は、どこかで誰かが、この歌を口ずさんでいるのを感じていた。
そんなことはあり得ないはずだ。
だってこの歌は、母さんが息子のために作った子守唄なのだから。

 

――

 

岩戸にて

 

朽葉「今日は来ないよ、メグリくん。おそらく彼らは、誰も岩戸へやって来ない」
メグリ「分かるの?朽葉兄さん」

 

蘇芳と瑠璃がメグリに敗れたことで、兄弟たちのパワーバランスが崩れ始めた。
いまの彼らにメグリを説得しに来るような余裕はない。
こうしてメグリには、束の間の休息が与えられた。

愚者の皮~メグリ編~【第9話 山母】のネタバレ

【蘇芳視点】
蘇芳はメグリに敗れた日から、胸の違和感に悩まされていた。
まるで女のように膨らんでしまったかのような…
あの日、渾身の臨場感「饑(ひだる)」をメグリに跳ね返されてしまい、その後のことがどうしても思い出せない。

 

蘇芳(瑠璃は…俺の次に負けたあいつは…?)

 

庭で洗濯物を干していると、縁側から視線を感じた。
そこには黄丹の姿があった。

 

黄丹「君にはいろいろ感謝してるんだ。僕の至らない家の中のあれこれや…日常の細かい気配り…海松も鶸のまだ成長中だし…」

 

鷹揚な笑顔で日頃の感謝をねぎらう黄丹。
しかし蘇芳は、黄丹から言いようのない気持ち悪さを感じた。

 

黄丹「これからはますます重要なものになっていくと思うんだ。君のサポートが…き み の お っ ぱ い が」
蘇芳「!!!!」

 

一瞬だけ、黄丹の顔が、ひどくおぞましく見えた。
今までメグリから見た自分がそうであったことを、蘇芳は知らない。

 

蘇芳「怖い…この家に居たくない」

 

離れで暮らそうと荷物をまとめていると、末の双子に呼び止められた。

 

海松「スウ兄ィ…」
鶸「どこ行くのスウ兄ィ」
海松「行っちゃいやだよスウ兄ィ、怖いんだ、何か来る」
鶸「ぼくらの知らない未来が近づいてくる…」
蘇芳「ひっ!」

 

彼らもまた、今にも胸に吸い付いてきそうな、グロテスクな顔をしていた。

末の双子から逃げるように離れに駆け込むと、浮浪者のような男が入り込んでいた。
傷のある顔を長髪で覆った、頭2つ分も背の高い大男だった。

 

セキ「白いコートの男が訪ねてきたことはござらぬか?」
蘇芳「…白いコート?そんな人来てません、その人は誰なんです?」
セキ「わが父である。その男が現れたらご一報いただきたい、驚かせてすまなんだ」

 

連絡先を置いて、大男は去って行った。

 

――

 

【瑠璃&縹視点】
学校の屋上にて

 

縹「なぁ、元気出せよ瑠璃。そりゃお前がメグリを連れて帰ってたら、オレはブチぎれたろうさ。だけどお前のしょぼくれた姿なんて、もっと見たくねぇよ。何か言ってくれ瑠璃、オレにできることはねぇのか?」
瑠璃「縹…ボクから離れろ」

 

瑠璃は、甘えたような目をして朝からベタベタまとわりつく縹に嫌悪感を感じていた。

 

縹「そんな言い方ねぇだろ、オレはお前が心配で」
瑠璃「心配だって?ボクの匂いを嗅ぎまわってるだけじゃないか!!」
縹「!?」
瑠璃「お前の脳が、いま何を分泌してるか教えてやろうか?脳内物質オキシトシン!!赤ちゃんがママとのスキンシップで出す幸せホルモンだ!!」

 

そう。縹は瑠璃をママと認識して、縋ってきているのだ。

 

瑠璃「アタマおかしいのかお前…なんでボクがメグリに負けたからって、ママにならなきゃいけないんだよ!!」
縹(だって、だってよ…しょうがねぇだろ…だって瑠璃から母さんの匂いがすんだもん!)

 

瑠璃に激しく拒絶され、涙ぐんで屋上を後にする縹。
どうしてこんなことになったんだろう。メグリさえ家にいれば…

 

縹(オレがメグリを救い出せばいい、オレには勝算がある…!!)

 

【朽葉視点】
朽葉は母が遺したノートパソコンを開け、調べものをしていた。

母にはふらりと出かけるクセがあった。
事故のあった日もサイドカーに地図を乗せて。時には夜遅くまで…一体何の用事だったんだろう。

 

朽葉(母さんの遺したこのパソコンに、ヒントが隠されている気がする)

 

ヒントは存外早く見つかった。
パソコンに記憶された、様々な街頭カメラの画像。
そのすべてに映った浮浪者風の、白いコートを纏った男…山母。

 

朽葉「…一体これの何が『山母』なんだ?」

 

【メグリ視点】
メグリは床に寝ころび、これからどうするか考えていた。

自分と兄たちの間には、能力の差というとんでもなく高い壁がある。
いままで勝つことができたのは、彼らの共感覚の暴走を利用してきたからだ。
こんな忍者ごっこみたいな戦法が、いつまで通用するか…

 

メグリ(母さんの計画は一見ズレてるようにみえるけど…アタシが16歳になった時、すべての歯車がかみ合って、母さんの思惑どおり兄さんたちにシェアされてしまうんだろうか)

 

――思い通りになんてさせないぞ。
アタシは花にも、母にもならない。

▼31日間無料&600Pで今すぐ読める!▼

U-NEXTで「声なきものの唄」を無料で読む

愚者の皮~メグリ編~【第9話 山母】の感想

フジョシのみなさんお待たせしました(違)
もっと気持ち悪がれ、メグリはこの6倍気持ち悪い思いしたんだぞ!

ところで、山母ってなんでしょうか。
(浅学なためよく分からないのですが)日本昔話でいうオニババ・ヤマンバのことですよね?
なんでオッサンなのに山母なんでしょう。
セキの父親と思しき山母とは、彩川家にとって、メグリにとって何なんでしょう。

さて、次はVS縹になりそうですが…セキや山母もなんらかの形で関与してきそうなので、メグリは勝ち続けるかなぁ。
少なくとも16歳がまわされる展開はやめてほしいです。

まとめ

以上、愚者の皮~メグリ編~【第9話 山母】のネタバレを紹介しました。

実際に絵も交えて読むとなお面白い作品なので、是非、下記の記事で紹介している無料で好きな漫画を読む方法からお試しください!

サービスの内容を細かく紹介しています。

▼31日間無料&600Pで今すぐ読める!▼

U-NEXTで「声なきものの唄」を無料で読む

最新情報をチェックしよう!