漫画|青に、ふれる【第1話】のあらすじ・ネタバレ・感想!

「青に、ふれる」第1話を読みましたのでネタバレを紹介します。

鈴木望先生の作品です。
生まれつき顔にアザの女子高生・瑠璃子と人の顔がわからない担任・神田の出会いで、
彼女が前向きな気持ちになる内容です。

>>「青に、ふれる」のネタバレ一覧はこちら!

漫画「青に、ふれる」を無料で読む方法

本作は2019年5月時点では単行本化されていません。ですが、雑誌「月刊アクション」にて連載されています。

第1話は月刊アクション2019年2月号から連載がスタートしましたので、こちらから読み始めれば無料で読むことが可能です。

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青に、ふれる【第1話】のあらすじ

”あなたは自分の顔が好きですか?”
制服に袖を通し、メイクをする彼女。

「忘れ物ないー?」
「あーママ、スマホ!スマホ忘れた!」
「さーちゃん。鍵開けて」
「らじゃ!」

マンションの一室の青山家は玄関でバタバタしていた。

玄関先で鏡を見て、髪を整えている彼女に母親は声をかけた。

「あれちょっと!瑠璃子!どうしたのその目!ひじきまつ毛!」
「えっ。うそっ」

それを言われて驚く彼女・瑠璃子。

母親が整えてくれようとしたが、時間が無かった彼女はそのまま笑顔で家を出た。

「いってきまーす」

 

電車に揺られて高校がある駅で降りる。
(桜まだ咲いてる)

上を見ながら歩く瑠璃子。

「瑠璃子ー」

正門では友達・七実が手を振って呼んでいる。

「おはよ七実」
「ん…」
「うわぁうちら2年生も同じクラス!4組!」
「ほんといい加減にして…」

七実が持っていたクラス名簿を確認する。

素直に喜ぶ瑠璃子と天邪鬼な七実。

「担任…新卒でイケメンらしい…」
「そうなんだー」
「うそだといい…。若造のイケメンに進路相談したくない…」

落ち込み気味に歩く七実の後ろで、瑠璃子はクラス名簿で担任の名前を見る。

「神田…なんて読むんだろ」

”野光”と書かれた名前を読めなかった。

 

「2組こっちでーす」
「出席番号順に整列ー」

先生たちが声を出して、生徒たちを誘導している。

「あ、あの人かな。神田…なんとか」

瑠璃子が指さす方には若い男がスーツを着て立っていた。

「神田先生ー。下の名前何て読むのー?のひかりー?やこうー?」
「あなた方は4組ですか?」
「2組」
「あたしー3組のアヤカ」
「2組と3組は向こうです」

2人の女子生徒が神田に声を掛けるが、あっさりとあしらわれてしまった。

「質問に答えろよ。イケメン新卒…」
「すごい。キラキラ読みだったりして」

それを見ていた七実が文句を言い、瑠璃子は笑って名前の話をする。

「4組出席番号順に並んで下さい。1番青山さん」
「はーい」

神田の声掛けに瑠璃子は走って近寄る。

その時、瑠璃子の前髪が上がり左目が見えた。

 

神田はそれを見て顔をそむけた。

「あ…。青山さんはそこに。 2番井岡くんー」
(昔から写真んが大嫌いだった。あたしの顔には”太田母斑”と呼ばれる生まれつきの青いアザがあります。)

瑠璃子の左目に太田母斑があるのだ。

青に、ふれる【第1話】のネタバレ

--パンッパンッ

「パンツ見えるよ瑠璃子…」
「あーっまたハズレ!」
「てか乗り出し禁止ねー」

瑠璃子が射的をして、乗り出してパンツ見えないように隠す七実。

そんな七実を気にしないで瑠璃子は続ける。

「なぁあれ」
「おー」

通りすがりの男が横顔の瑠璃子を見て声を出す。

「やったぁ!!」

真剣な表情で射的をしていた瑠璃子が笑顔で振りかえった。

「やったやった!!七実ーっ!取れたよー!」
「カバン持つの疲れた…」

射的で取れたぬいぐるみを抱き、喜ぶ瑠璃子と荷物を持っていて疲れている七実。

さっきの男たちは冷めたようにその場から離れていった。

「食べてる間この子預かろうか」
「大丈夫ー」

瑠璃子は揚げたての唐揚げ棒を食べながら、さっき取ったぬいぐるみを持って歩く。

「あれ?瑠璃子?」
「わー久しぶりー」
「ごめんこれ彼氏」
「どうもー同中の友達でーす」

久しぶりに同じ中学の友達とその彼氏。

「あれっお友達どうしたの?その顔…」
「あーこれ?生まれつきなの」
「そうなんだごめん…」
「あはは全然」

彼氏が自分の顔を指さして、瑠璃子の目を聞く。

瑠璃子は笑いながら答える。

 

女子トイレで化粧を直す友達と胸が育つかの話をする友達。

笑って話している瑠璃子。

(コンプレックスなんて、みんな何かしら持ってるよね)

鏡をチラッと見て思う瑠璃子だった。

「ではここまでをノートに取って下さい。時間は40分まで」
(ん?)

黒板に書かれた文字を移す瑠璃子が顔を上げると神田が見ていた。

彼女はそっと前髪で左目を隠す。

 

「時々めっちゃガン見してくるよね」
「誰?」
「神田先生。うちらの担任。あれで顔面偏差値低かったら即アウト!」
「えーあたし、今でもアウトー」
(あたしのアザを見てたわけじゃないのかな…)

更衣室で着替えている最中に、違う女子が話をしているのを聞く瑠璃子。

アザを見られていたと思っていた瑠璃子は、気のせいかと思ったのだ。

「てか七実のとこ!」
「七実ー。超見られてるよー」
「え…なに…ケンカ売ってんの…?」
「あたしじゃないよ。神田先生のメモ帳!」

神田の話をしている所に七実と瑠璃子が近づく。

 

「神田先生っていつもなんかメモしてるじゃん。さっき地学室で拾っちゃったんだけど…見てよこれ。生徒の特徴びっちり」

そう言ってノートを見せられた2人はノートに目を落とす。

パラパラとめくって見ているとき、瑠璃子は何かに気がついた。

「まぁでもこうでもしないと生徒のこと覚えらんないかぁ。うちの学校の男子、メガネ率高すぎて区別つかないし」

女子はノートを空いているロッカーに置いて更衣室から出ていった。

その頃、神田は自分の周りを探し回っていた。

「先生。これ落ちてました」

ドアの前でノートを片手に瑠璃子は立っていた。

「あ……っと。ありがとうございます。青山さん…ですよね」
「…ですけど、”ですよね”ってなんですか?

先生って人のこと覚えるの苦手なんですか」

ノートをパラパラとめくりながら、瑠璃子は神田に確認する。

「そうですね。苦手です」
「だったらなんで…?なんであたしだけ空欄なんですか?」

瑠璃子が見せたページには、彼女の名前だけが書いてあった。

特徴なども何も書いていなかった。

「書けばいいじゃん!!青山瑠璃子!顔に大きなアザ!!」
「アザ?」

涙を流して瑠璃子は神田に怒りをぶつける。

 

「いいじゃんメモで気ぃ遣わなくたって!!アザがあるって書けばいい!!

触れちゃいけないみたいなの、一番ムカつく!」

「青山さんは…わかるので」

神田はすっと瑠璃子の手からノートを受け取る。

「あはは…っそうですよね…。あたしの顔初めて見たとき、一瞬止まってましたもんね。こんなアザのある顔、覚えるの簡単だったでしょ」

瑠璃子はわざと前髪を上げてアザを見せる。

(”あ、アザだ。何も見てないよ。気にしてないよ”わかるとすぐに目をそらす。

見たし、気になったからそういうフリをするんだよね。

あーあまた人に気を遣わせてしまった。でも一番の噓つきはあたしだ。

写真なんて今も大嫌いだ。見えてるよ。聞こえてるよ。謝らないで。こっちこそごめん。)

 

瑠璃子は射的の時の男や友達の彼氏を思い浮かべた。

トイレでの友達とのやりとりも思い出す。

(みんなその程度のコンプレックスいいね。あたしなんて。あたしなんて、いつも自分にまで噓ついてる。あたしの顔は左側だけ)
「あぁ…言われてみると確かに…アザだったんですね」
(え?)
「書けと言うなら書いときます。青山さん…顔にアザ」
(なんだこいつ)

瑠璃子は神田の行動に驚く。

「青山さん今、なんだこいつって顔してますよね」
「え…はい」
「その顔、僕には見えてないです。今度はキョトン顔になりましたね。

表情が変わったのはわかるのですが、僕にはその顔がわからないんです」

神田が何を言っているのか分からない瑠璃子は彼に問いかけた。

彼は自分の症状を話し始めた。

 

「相貌失認知ってますか?人の顔がわからない。どれも同じに見える。僕は親の顔も自分の顔ですらわかりません」
「…自分の顔も?」
「自分の顔はいいんです。どうせ自分では見えないですし。

問題は他人の判別です。僕は普段、服装や髪型、持ち物、声、仕草等で判別しています」

「あ…だからメモ帳?」

瑠璃子は神田にとってのメモ帳の意味を理解した。

「それと…顔のパーツに何か大きな特徴があると…僕の場合はホクロとか」
「アザとか?」

神田の話に瑠璃子は割って声を出した。

「あははっ。顔がわからなくてもアザはわかるって面白い…」

瑠璃子は笑ってしゃべったが、泣きそうな顔をしていた。

「いえ…実は青山さんのそのアザ。オーラだと思っていました。

青山さんを判別できるのは、青山さんが特別なオーラを持っているからだと」
(…ん?)
「いや…とうとうきてしまったかと。普通の人には見えるものが見えない分、見えないものが見え…いや、視えるようになってしまったかと。ちなみに青色のオーラです」
神田は真剣な顔をして瑠璃子に話す。

そんな彼を見ていて、瑠璃子は笑い出した。

 

「んふっ。アザがオーラ⁉ なんで⁉ふふふふ。オーラって!」
「確かに…。僕はなぜアザをオーラと…?」

おかしく笑う瑠璃子に神田も、変だと思ったのか頭をかきならが言う。

「ちょっと失礼」
「えっ。先生…」

神田は瑠璃子の顔に近づいて、しっかりとアザを見る。

「あぁ…ほんとだ。どこかにぶつけたようなアザをアザですね。痛みはありますか」
「いえ…」
「これはいつから?」

顔が近いまま問いかける神田に、瑠璃子は顔を赤くし手に力が入る。

「生まれつきで……。あの先生って、今どのくらい、あたしの顔見えるんですか?」
「顔は見えていません。パーツで見ています。目、鼻、口、それと…赤くなってますね」
「え…。見えるんじゃ…結構…」

彼の答えに驚きと恥ずかしさで、瑠璃子は彼から少し離れてそのまま走って行ってしまった。

「神田先生」
「白河先生」
「メモ帳見つかりました?」
「あ、はい」

個人情報が書いてあったため同僚に注意を受ける神田。

 

(初めてだった)
「あたしの顔をあんな……。……ふ。アザがオーラって…」

階段の踊り場で足を止めた瑠璃子。

そこにある鏡をで自分の姿を見る。

(あたしはこの日初めて知った。自分の顔をまっすぐ見る気持ち)

>>「青に、ふれる」のネタバレ一覧はこちら!

青に、ふれる【第1話】の感想

瑠璃子さん性格いいですね。

アザがあって後ろ向きになる人がいるのに、あんなに明るくって可愛らしいです。

神田先生のメモ帳に何も書いてなかったのは、ただただ悲しいですね。

アザ以外にも書いてないのは、意味があったのでしょうか…?

 

神田先生イケメンです!

最初は瑠璃子さんの言う通りわざと触れないのかと思ってましたが、彼は彼で大変だったんですね。

人は見た目だけで他の人と違うとわからないこともありますね。

顔がわからないのは、本人はどうともない感じでしたが、色々な苦労があったのではないかと思います。

瑠璃子さんが神田先生と会って、前向きな気持ちになれてよかったです!!

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