漫画|青に、ふれる【第3話】のネタバレ・感想!

「青に、ふれる」第3話を読みましたのでネタバレを紹介します。

鈴木望先生の作品です。

”オーラ”に見えた理由を瑠璃子は基本が笑顔だからだと伝えた神田。

そんな神田に感情が動かされる瑠璃子。そして家族や友達より本音が言える存在になっていっている。

>>「青に、ふれる」のネタバレ一覧はこちら!

漫画「青に、ふれる」を無料で読む方法

本作は2019年5月時点では単行本化されていません。ですが、雑誌「月刊アクション」にて連載されています。

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「青に、ふれる」【第3話】のあらすじ

「今週の土曜日?」
「はい。空いてます? 美味しい焼き鳥屋さんがあるんですよ。良かったらご一緒しませんか」

職員室で神田先生は白河先生に土曜日が空いているか聞かれていた。

「若手の先生方の親睦会なんです。ほら、あのへんの…犬塚先生、佐々木先生、大久保先生も来るかな」

不信そうな顔をしていた神田先生に白河先生は他の先生も参加することを伝えた。

それを聞いて安心して返事をする。

「ああ…では、僕もぜひ」
「良かった!後でお店と集合時間連絡しますね」

神田先生の返事に喜ぶ白河先生。

 

「今週の土曜日?」
「恒例のお泊り会なんだって!ねぇ七実」
「瑠璃子…。動かないで、揺らさないで、話しかけないで…!」

七実にネイルをしてもらいながら、瑠璃子はスマホ片手に話しかける。

「一緒に行こうよ」
「ん!」

七実は瑠璃子の誘いに、ネイルを塗り終わりと同時に返事をする。

土曜日、瑠璃子と七実は”フリースクール”と書かれた場所にやってきた。

「こんにちはー」
「いらっしゃーい」
「おー瑠璃子だ」
「七実ちゃん!」

扉を開けると、そこは家のリビングのようなところに、人が集まっていた。

「どう?高校は!ルリナナは相変わらずセット?」
「久しぶりに略されたルリナナ」

フリースクールは小学校から高校まで不登校の子供が通う場所だ。

みんな思い思いに勉強したり、好きなことをして過ごす。

OB・OGの出入りも自由だ。

「じゃあバナナケーキ作ろうか!今日の料理チームはいち、にー、さんー…」

 

―カタン

 

瑠璃子がエプロン姿で数を数えていると、前の椅子に座っていた男の子がその場から離れていった。

「あぁあの子最近は入ったの。凪くん中学1年生」

(中1…。あたしが学校に行けなくなったのは、中学1年生の冬。中2から中3までの1年間をここで過ごした)

「瑠璃子ちゃんの爪キレー」
「あとで七実にやってもらえるよ」

泡立て器で混ぜているとき、ボウルをおさえている子が瑠璃子の手を見て褒める。

(七実とはその頃からの親友)

「青に、ふれる」【第3話】のネタバレ

作ったケーキをみんなで囲みながら食べる。

(この場所とこの時間があったから、今のあたしがいる。最近やっとそう思えるようになってきた)

「カンちゃんもそろそろ来るかなー」

時計を見ながらおばさんが言う。

「カンちゃん?」

聞きなれない名前に聞き返す瑠璃子。

「瑠璃子は会ったことないよね。カンちゃん大学は地方だったし。10年位前までここに通ってて、瑠璃子みたいに高校から普通の学校に戻って、今年から高校の教師になった子なんだけどね」
「へーっ」

コーヒーを注ぎながらカンちゃんについて話すおばさん。

「…あれ?瑠璃子たちの高校ってどこだっけ?」
「若葉東だけど」
「もしかして…お、噂をすれば」

そう言って瑠璃子の目の前に現れたのは…

 

「神田先生⁉」
「え…青山さん」

瑠璃子も神田先生も驚く。

「あーやっぱり同じ高校だった?てか、もう知り合い?」

おばさんの問いかけに2人で”担任””生徒です”と答える。

そこには驚くおばさん。

「青山さんここのOGだったんですね」
「先生も…」

(…てことは、先生も不登校だったんだ)

「どうも初めまして」

瑠璃子にお辞儀をして挨拶する神田先生。

「えっ?」
「OB・OGとしては初めてなので」
「あぁ!」

神田先生のその行動に瑠璃子は笑った。

瑠璃子は神田先生がキャリーバッグをいじっているのを横目で見る。

(私服姿初めて見た)

不意に神田先生と目が合って、顔を赤らめる瑠璃子。

「あ…あの!先生って目悪かったんですね」
「あぁメガネ…今日は日差しが強いですからね」
(⁉)

そう言って神田先生がかけていたメガネが一瞬でサングラスになったのだ。

「えっあれっ?メガネがサングラス…」
「あっカンちゃんだ!マジック見して、マジックー!」

 

困惑している瑠璃子に対して、他の子供は当たり前のように神田先生に頼んだ。

「はーい、カンちゃんのマジックショー始まるよー」

神田先生の前に集まる子供たち。

「はいでは…。この空っぽの帽子から何が出たら嬉しい?」
「お菓子ー」
「お菓子!いい答えありがとう」

そう言って、神田先生の持っていた帽子からお菓子が出てきた。

「まだまだたくさん出てくるぞー」

床にたくさんのお菓子を落とした。

「拾え拾えー」

楽しそうにお菓子を拾う子供たち。

笑って見ていた瑠璃子は、神田先生が端っこに行くのを目で追った。

神田先生は凪くんのいる所に行った。

 

「ルービックキューブって難しいよね。片手で…とか目をつぶってでもできちゃう人いるけど、でも僕はマジシャンだから…」

凪くんの持っていたルービックキューブを持つと、神田先生は一瞬で全部の面をそろえたのだ。

瑠璃子も凪くんも目を輝かせて驚く。

「えーっ、なんでーっ⁉」
「さてなんでかなー?」

神田先生はそのまま背を向けた。

「なにどうした⁉」
「ルービックキューブ!一瞬で揃えた!」
「うおすげーっ」
「ちょっと見して!」

凪くんが驚いてるのに、他の子供が近づいて声をかけた。

彼もそれに答え、話し始めた。

神田先生は振り返って少し笑っていた。

瑠璃子はその行動を見逃さなかった。

「では次はトランプマジック」

神田先生は楽しそうにトランプでマジックをする。

最後には笑顔を見せて。

その笑顔を見て、瑠璃子は顔を赤くしていた。

「もっかい見して!」
「もっとゆっくり!」
「トランプ傷んできたな」
「七実と凪くんすっかり夢中」

机に座って、トランプをいじる神田先生の手元をじーっと見ている七実と凪くん。

「良かった…凪くんちょっと打ち解けてきたし」

瑠璃子におばさんはこっそりと話す。

「よし!トランプ買いに行くよ!」
「おう」

七実と凪くんは2人で買い物に出ていった。

「助かった…。あのままだとネタバレするところだった」

机に頭をつけながら神田先生はつぶやく。

「いっそ弟子にしたら?」
「その手があるか」

神田先生はおばさんの言葉に顔を上げて納得する。

 

「先生って…そういう顔するんですね」

おばさんが離れてから瑠璃子は神田先生を見て声を出した。

「すみません。あの…っ」

無意識に出ていた言葉にはっとして謝る。

「いえ…そういう顔とは?」
「学校では先生の笑って顔見たことなかったから…。
…先生ってどうして教師になろうと思ったんですか?すごく大変そうなのに」

瑠璃子は真剣な顔で神田先生に問いかけた。

「確かに元・不登校、おまけに相貌失認。教師は一番向かない職業だと思っています。
僕にとっての学校は恐怖でした。
当時はまだ相貌失認という言葉すら知らなくて」

(クラスメートの顔と名前が一致しない。顔も名前もわからない集団の中にたった一人でいる恐怖。
僕は誰かわからないのに、向こうは僕をわかっている恐怖。
僕の恐怖は誰にもわかってもらえない)

「…それからいじめが始まって。実際のいじめっ子は決まったメンバーで2、3人だと、
今なら思えるのですが、僕はどこにも行けない。どこにいってもダメなんだと…」

神田先生は瑠璃子に子供時代の話をした。

瑠璃子は悲しそうな顔をしている。

「それは…辛かったですね」
(そんな過去があったんだ…)
「でも僕はここでマジックを知り、マジックを通して人と関わることができて、尊敬できる先生と信頼できる友人に出会えた。
痛みを知っている僕だからこそ、教師になって伝えられる何かがあるかもしれない」

神田先生の真っ直ぐな言葉に、瑠璃子は顔を下にした。

「いいな…。あたしはまだ先生にとってのマジックとか教師っていう目標とか、見つけられてないなぁ…。
…あ、でも、七実と出会えた。今日ここで先生とも」

瑠璃子は顔を上げて、神田先生を見ながら言った。

そのあとすぐ顔を少し背けた。

その頬は赤くなっていた。

 

「…瀬戸さんには悪いのですが…」
「?七実がなんですか?」

神田先生はポケットをごそごそとして、トランプを出した。

「実は予備を持ってたんです。一枚選んで下さい」
「え…じゃあこれ」

トランプをパーッと広げて瑠璃子に選ばせる。

「いいカードですか?」
「えっと…はい!」
「これはカードを当てるマジックではないので、青山さんの引いたカード見ちゃいますね。
おぉ!ハートのエース!一番いいカードが出ましたね。
では両手を出して下さい」

瑠璃子からトランプを受け取り、それを見た神田先生。

「ここにハートのエースを置きます。両手で押さえていて下さい」

瑠璃子の手にトランプを置いて、それを手で挟ませる。

手をぎゅーとされたことに瑠璃子はドキッとした。

ドキドキしている瑠璃子に気づかず、神田先生は続ける。

「さて僕はジョーカーを持っています。ジョーカーというのは不思議なカードで、
こうしてこすると…入れ替わってしまうんです」
「えっ?ハートのエース…。あたしが持ってるのに」

神田先生はジョーカーを持っていたはずが、瑠璃子の手の中にあるはずのハートのエースを見せた。

困惑する瑠璃子に手を開かせるとそこにはジョーカーが。

「えー⁉すごい…!!えーっなんでーっ?
え…マジックって…マジックって本当に魔法みたい!!
こんな目の前で…感動…!!」

顔を赤らめて、目を潤ませて彼女は本当に感動していた。

「ふはっ。ありがとうございます」

そんな彼女を見て神田先生は今までで一番いい笑顔でお礼を言った。

「では…ネタバレする前に帰ります。瀬戸さんと凪くんによろしくお伝え下さい」
「あのトランプ…」
「差し上げます。たくさん持ってるので」
「あ…!そういえばこの間のハンカチも」
「…それもたくさん持ってるので」

そう言って神田先生は帰っていってしまった。

 

「ただいまー。あれ?先生は?」
「帰っちゃった」
「逃げられたか…」
「いいじゃん。俺らで特訓しよ!」
「おう!」

少しして帰ってきた七実と凪くんはすっかり意気投合していた。

瑠璃子は窓辺に立って、ハートのエースを見つめていた。

ビルの建ち並ぶ夜に神田先生は辺りを探している。

「神田先生ー!」
「白河先生」
「お疲れ様。なんだか大荷物ですね」
「あ…ちょっと…。他の先生方はまだですか?」
「ごめんなさい。私嘘ついちゃいました」

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「青に、ふれる」【第3話】の感想

神田先生にも不登校って時代があったんですね。

しかも瑠璃子さんたちと同じところに通っていたなんて驚きました。

マジックができるのもすごいですが、凪くんをみんなと仲良くさせるきっかけを、さり気なくやったところかっこいいですね!!

七実さんと凪くんは仲良くなってましたし!

自分の経験をいかして教師になろうと思って、なっているのはすごいですね。

不登校の子たちの憧れや目標になりそうですね。

 

学校では見せないあの笑顔は反則です!

イケメンで笑顔も可愛らしくて…。

瑠璃子さんも少し惚れてきている気がします。

そしてラストの白河先生のウソ。

薄々そんな気はしてましたが…。神田先生どうするのでしょうか。

そしてこの先、瑠璃子さんや神田先生がどうなっていくのか、先が気になります!!

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